ゴルフリーグ「TGL」とはどんなツアーなのかまとめました。
- TGLゴルフとは?
- 特徴や違いは?
2024年1月から開催される注目の新ゴルフリーグ!
その特徴や違いを簡単にまとめて解説します。
TGLゴルフとは?
TGLは最新テクノロジーとゴールデンタイムのライブアクションが融合したエンターテイメント性の強いゴルフリーグです。
基本情報をまとめると下記の通りになります。
名前 | TGL |
読み方 | ティージーエル |
日程 | 2024年1月~ ※月曜or火曜の夜実施 |
開催場所 | アメリカフロリダ州 パームビーチガーデンズ パームビーチ州立大学 専用会場 |
試合形式 | 団体戦 ティーショットなどは シミュレーター使用 ショートゲームやパットは 会場特設のグリーンを使用 |
試合数 | レギュラーシーズン15 試合 +準決勝と決勝(計17試合) |
出場者 | 6チーム18人(一組3人) |
主催者 | TMRWスポーツ |
TGLの正式名称
TGLは正式名称ですが、「テックインフューズド・ゴルフリーグ」の略称でもあります。
意味としては最先端技術とゴルフリーグの融合を表していて、その名の通り従来のツアーとは異なる試合が行われるようです。
ちなみに、日本やアメリカの男子・女子ゴルフツアーをまとめると下記の通りです。
日本男子のJGTOだけちょっと違くて、女子は”Ladies”の”L”が入りますね。
JGTO | 日本ゴルフツアー機構 Japan Golf Tour Organization |
JLPGA | 日本女子プロゴルフ協会 Japan Ladies Professional Golfers’ Association |
PGA | 全米プロゴルフ協会 Professional Golfers’ Association |
LPGA | 全米女子プロゴルフ協会 Ladies Professional Golfers’ Association |
TGLゴルフの日程
TGLは2024年1月から月曜or火曜の夜に開催されます。
具体的には開幕戦が2024年1月9日、二試合目が1月16日です。
その後の日程も順次、公表されていくようです。
PGAツアーへ影響が少ないように配慮されていて、選手の負担を軽減しながらファンにとって楽しみが増える形になります。
なお、別の記事では日程に加え、中継放送の視聴方法などもまとめています。

そして、TGLの試合数はレギュラーシーズン15試合、その後の準決勝と決勝の2試合で計17試合の予定です。
年間で考えるなら大体月1~2回ペースになります。
2024年度シーズンのPGAツアーが年間40試合を予定しているので、比較すると少なめです。
ただ、新リーグとしては十分といえそうですし、今後の人気によっては試合数も増えていくかもしれません。
TGLの試合形式
TGLは巨大スクリーンを使用したシミュレーターと、会場特設グリーンで試合が行われる団体戦です。
具体的には3人一組で1チームとなり、ティーショットなどはシミュレーター、ショートゲームやパットは会場特設グリーンを使用します。
そして、全てのショットは生中継され、試合は2時間以内に終わるように進行します。
まさに最新テクノロジーとライブアクションの融合といえる試合形式です。
もし想像しづらいという場合は公式インスタに投稿された下記のイメージ画像を見るといいかもしれません。
ゲームのようにエンターテイメント性が強く、サッカーや野球のように観戦することが出来て、今までのゴルフとは全然違う楽しみ方になるようです。
TGLの出場者
TGLには3人一組の6チーム、総勢18人が出場します。
PGAツアーの選手だけが対象で、誰でも出場できるわけではありません。
具体的な選考基準は分かりませんが、相当な実力者でないと出場できないことは間違いないでしょう。
実際、現在出場予定の選手にはタイガー・ウッズやローリー・マキロイなど世界トップレベルの名前がずらっと並んでいます。
ちなみに、登録者24人の中に日本人選手はいません。
詳しい出場者については別記事でもご紹介中です。

TGLの主催者
TGLの主催者「TMRWスポーツ」(トゥモロー・スポーツ)はタイガー・ウッズやローリー・マキロイも共同設立者として参加した会社です。
2022年8月頃に設立され、PGAツアーと提携してTGLの運営を行います。
TGLゴルフの特徴や違い
TGLの最大の特徴で、従来のツアーとの大きな違いがシミュレーターの導入です。
これまでインドアゴルフの練習やレジャーとして使用されていましたが、遂に実際のトーナメントで利用されることになりました。
プロやファンの期待に応えられるほど精度が上がり、コースバリエーションも豊富になっているといえます。
まさに最先端テクノロジーの活用といえるでしょう。
そして、シミュレーターを導入したことによって「歩かなくてもいいゴルフ」と呼ばれる試合形式が実現しました。
スタジアムなどで開催できるようになり、試合中の移動時間がほとんどなくなったため、2時間以内に終わるようスピーディな進行も可能です。
選手の負担が減るだけでなく、サッカーや野球のように観戦したり、生中継も可能になります。
これまでのツアーとは全然違う楽しみ方が出来る新時代のゴルフリーグといえるかもしれません。
なお、シミュレーターなのでリアル感が減ってしまう懸念があるかもしれませんが、あまり心配しなくても良さそうです。
なぜなら、ショートゲームやパッティングなど間近で観戦したい部分は特設グリーンで行われます。
そのため、今までと同様の緊張感を保つことが出来るはずです。
もちろん、従来のツアーのように自然の中で行う競技性もゴルフの醍醐味であることは間違いありません。
今後は他のツアースケジュールと上手く調整しながら定着してほしいと思います。
TGLゴルフとは?特徴や違いまとめ
- TGLは最新テクノロジーとゴールデンタイムのライブアクションが融合したエンターテイメント性の強いゴルフリーグ
- TGLは正式名称で、「テックインフューズド・ゴルフリーグ」の略称でもある
- 2024年1月から月曜or火曜の夜に開催される日程予定
- 試合形式は巨大スクリーンを使用したシミュレーターと、会場特設グリーンで試合が行われる団体戦
- 全てのショットは生中継され、試合は2時間以内に終わるように進行
- 出場者は3人一組の6チーム、総勢18人でPGAツアーの選手だけが対象
- TGLの主催者「TMRWスポーツ」はタイガー・ウッズやローリー・マキロイも共同設立者として参加した会社
- 最大の特徴で、従来のツアーとの大きな違いがシミュレーターの導入
- 「歩かなくてもいいゴルフ」と呼ばれる試合形式が実現した
今回はゴルフリーグ「TGL」の特徴や違いについてご紹介しました。
新時代のツアー形式となりそうなので、開催が待ち遠しいですね。
従来のツアー形式と競合もしないと思うので、上手く世間に定着してほしいです。
そして、今後は男子プロゴルファーだけでなく、女子プロゴルファーにも広がっていくでしょう。
また、アメリカだけでなく世界中にも展開していきそうです。
そのため、日本で開催される日も遠くないかもしれません。
これからどうなっていくのか、とても楽しみです。
コメント