女子プロゴルファー笹生優花(さそうゆうか)さんの国籍に関するお話をまとめました。
- 笹生優花の国籍はフィリピンではなく日本
- なぜ日本国籍を選んだのか?
山下美夢有さんや西郷真央さんたちと同じ2001年度生まれの新世紀世代として注目の女子プロゴルファー!
そんな彼女の出身に関するお話をご紹介します。
笹生優花の国籍はフィリピンではなく日本
笹生優花さんはフィリピンではなく日本国籍です。
日本人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフで、2001年6月20日にフィリピンで生まれました。
そうすると、両国の国籍を持つ二重国籍になるそうです。
そして、6歳までフィリピンで過ごした後、日本に移って小学校二年生まで過ごしています。
年齢でいうと8歳くらいですね。
はっきりとした理由は分かりませんが、たぶん自動車関連の仕事をしていると噂される父親の転勤などに併せたんだと思います。
その後はフィリピンに戻って成長しました。
小学校三年生からプロを目指すことを決めて、日本よりゴルフ環境がよく経済的負担が少ないことも決め手となったようです。
それから各種大会で好成績を残し、2020年に日本でプロ転向しました。
初めはフィリピン国籍として登録していて、2021年の東京オリンピックにもフィリピン代表として出場しています。
ただ、フィリピンの法律上は二重国籍でも問題なかったようですが、日本の法律だと22歳までにどちらか選ぶ必要がありました。
そのため、オリンピック出場後に日本国籍を選択しています。
当時、試合前に記者会見も開いてインタビューに応えていました。
会見で笹生は、「いずれは日本国籍を選ぶんだろうなと思っていた。21歳になったら国籍を選ばないといけない日本のルールがある。国籍は日本だけのルールで、どっちを選ぼうと自分は日本人とフィリピン人」と話した。日本の国籍法で、22歳までに国籍を選択する必要があった。
出典元:https://www.nikkansports.com/
ルールに合わせて選んだだけで、大切なのは自分自身の捉え方ということですね。
この時はまだ20歳という若い年齢ながら、たくましさを感じる回答でした。
そんな彼女だからこそ世界で戦えるプロゴルファーとしてご活躍できているのかもしれません。
笹生優花が日本国籍を選んだ理由
笹生優花さんがフィリピンではなく日本国籍を選んだ理由はプロゴルファーとしてプラスになるからのようです。
日本人とフィリピン人の二つのルーツを持っているのが自分とインタビューで答えていましたが、なぜその中で日本国籍を選んだのか気になりました。
そこでちょっと調べてみたのですが、明確な理由がよく分かりません。
ただ、日本国籍を選んだ後、しばらく経ってからのインタビューで下記のように応えていました。
「デュアル・シチズンシップ(二重国籍)であることを私はとても誇りに思っています」
「(どこの国旗の下だとしても)私はフィリピン人。日本のパスポートを持っていれば、ビザなしで旅ができ、それはきっと私のゴルフ、私のキャリアに、とても役立ってくれるはずです」
出典元:https://egolf.jp/
つまり、単純にプロゴルファーとして日本国籍の方が都合のいい場面が多いということみたいです。
確かにルールに合わせて選んだだけなので、自分にメリットのある選択が一番いいといえます。
日本人としての自分もフィリピン人の自分も誇りに思い、たくましくご活躍し続けている彼女らしい回答といえるかもしれません。
なお、スポーツの世界ではルールに合わせて国籍を選択することは珍しくありません。
例えばサッカーだと自分の国の代表選手になってもらうため国籍を変更してもらうことがあります。
もちろん申出を受け入れない選手もたくさんいるはずです。
ただ、仕事といえば仕事ですし、手続きをするだけで試合に出れて大金の契約も結べるなら、十分に魅力的な選択肢の一つといえます。
一部のメディアやファンからは色々言われることもあると思いますが、一人の人間として応援するなら彼・彼女たちの選択を尊重したいですね。
笹生優花のプロフィール
名前 | 笹生優花 |
読み方 | さそうゆうか |
生年月日 | 2001年6月20日 |
年齢 | 22歳 ※2023年時点 |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 166cm |
体重 | 63kg |
血液型 | B型 |
出身校 | 代々木高校 |
ゴルフ歴 | 8歳~ |
プロ転向 | 2020年1月1日 LPGA入会(92期生) |
ツアー通算 | 国内ツアー2勝 米ツアー1勝(メジャー1勝) |
得意クラブ | ドライバー |
趣味 | 卓球 |
笹生優花の国籍まとめ
- 笹生優花の国籍はフィリピンではなく日本
- 日本国籍の方がプロゴルファーとしてメリットが多かったから選んだ様子
- 日本人としてもフィリピン人としても自分に誇りを持ちたくましくご活躍中
今回は女子プロゴルファー笹生優花さんの国籍に関するお話をまとめました。
国籍というルールに縛られず、自分自身の考えを大切にしてご活躍し続けているたくましさや力強さを感じました。
そんな彼女の今後の更なるご活躍を応援していきたいと思います。


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