女子プロゴルファー小祝さくら(こいわいさくら)さんが愛用するパターについてまとめました。
具体的には下記の通りです。
- 小祝さくらのパターは300万円越え!
- 高級パターブランド「World Craft Design」(ワールドクラフトデザイン)とは?
- でも実はもう使っていない!?
- グリップは「LPグリップ」を愛用
渋野日向子さん、勝みなみさん、畑岡奈紗さんたちと同じ1998年度生まれの黄金世代として注目のゴルファー!
そんな彼女の愛用パターについて調べてみると300万円越えという驚きの金額が判明しました!
しかも、もう使っていないという衝撃の事実まで分かったので、差し替えているというグリップと併せてご紹介していきます!
小祝さくらのパターは300万円越え!
小祝さくらさん愛用のパター「World Craft Design」(ワールドクラフトデザイン)は330万円します。
“小祝モデル”のカスタマイズとして高めとなっていますが、一般販売価格でも132万円するというから驚きです。
では、なぜこんなに高額なのか?一言でいうなら完全オーダーメイドで一人一人に合わせたパターを作ってくれるからですね。
具体的にはヘッドの形状や重さ、長さなども事細かに自分好みのカスタマイズが出来るようです。
手間暇がかかる分、既製品よりオーダーメイドの方が高くなることは仕方ありません。
そして、繊細なフィッテイングが求められるゴルフでは自分に合ったクラブ選びがスコアメイクの鍵となります。
そのため、数百万円かかったとしても欲しいという人は多くいます。
実際、小祝さくらさんがこのパターブランドを使って優勝した時はメーカーに問い合わせが殺到したそうです。
なお、彼女の従兄弟が「World Craft Design」の社長と知り合いというご縁で使い始めたとインタビューで答えていました。
打感がよくて前に伸びてくれる感じがお気に入りのようで、2021年ごろから愛用パターとなっています。
国内女子ツアーの「NEC軽井沢72」や「CATレディース」で優勝した時も使っていましたね。
小祝さくらさんのご活躍を支えてきたパターといって間違いないでしょう。
パターブランド「World Craft Design」とは?
「World Craft Design」(ワールドクラフトデザイン)は「北海道から世界へ」を掲げる高級パターブランドです。
ロゴとして刻まれた北海道の形が特徴的ですね。
北海道の部品メーカー「ワールド山内」が作っているパターで、元々は家電・医療機器・航空宇宙などの製品に使用される金属を製造していました。
ただ、一般消費者にも自社の製品を届けたい!本物のパターが欲しいけどどこにもないから自分で作ろう!という山内雄矢社長の思いから「World Craft Design」は誕生しています。
そんな金属加工のスペシャリストで、ゴルファーとしてもシングルの腕前を持つ彼の情熱が注がれた商品といえるでしょう。
ちなみに、数百万円もする高級パターですが儲けはほとんどないそうです。
なぜ?と思ったら、単純に材料費や加工費などの原価が非常に高いからでした。
具体的にいうと、海水に10年つけてもサビないという特注のステンレスを1台5,000万円以上するハイテクマシンで削り出していきます。
最短で5日間、24時間無人稼働させて1本作る加工費だけでも96万円ほどするそうです。
また、表面処理などさらに手間暇がかかっている精密製品なので仕方ないと社長はお話していました。
これだけのこだわりなので、もう少し利益を考えても良さそうですが難しい部分ですね。
なお、購入する場合は公式サイトを利用するか、北海道札幌市の「二木ゴルフ美しが丘店」や「同札幌東店」といった数少ない取扱店舗に行くしかないようです。
小祝さくらはパターを変えた?
小祝さくらさんは300万円越えのパターを使っていましたが、2022年夏ごろからは違うパターを愛用しています。
具体的には大手ゴルフメーカーのキャロウェイが展開する「オデッセイ TEN」に変えました。
転がりの伸びがあり、無理に打たなくても「あと一転がりしてくれるパター」なんだそうです。
なお、入りが悪くなってきたと感じて色々と試した結果、変えることにしたとインタビューで答えています。
また、2023年4月頃からは「オデッセイ TRI-BEAM #7」(トライビーム)を愛用しています。
フィーリングが合っているようで、国内女子ツアー「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」では優勝に大きく貢献したパターとして紹介されていました。
ゴルフでは自分に合ったクラブを使うことが重要です。
プロも同じでフィーリングに合うものを常に探し続けています。
そのため、クラブを変えることは普通にあることですが、300万円越えのパターを変えるのは勇気がいりそうですね。
小祝さくらのパターは「LPグリップ」
小祝さくらさんはパターのグリップに「LPグリップ」を使っています。
楕円形が特徴的なグリップで、縦に差して握ればフェースを安定させて正確に打ち出しやすくなり、横に差して握ればストロークが安定して距離感をコントロールしやすくなります。
吉田直樹プロ監修の練習器具の一つで、R&A公認(Royal and Ancient Golf Club of St. Andrews:英国ゴルフ協会のこと)のパターグリップなのでラウンドでも使用可能です。
ちなみに、小祝さくらさんは横に差して握っていて、YouTube動画もありました。
小祝さくらのパターまとめ
- 小祝さくら愛用のパター「World Craft Design」は330万円する
- 「World Craft Design」は「北海道から世界へ」を掲げる高級パターブランド
- 2022年からはキャロウェイの「オデッセイ TEN」や「オデッセイ TRI-BEAM #7」のパターを愛用
- パターグリップは「LPグリップ」を愛用
今回は女子プロゴルファー小祝さくら(こいわいさくら)さんが愛用するパターについてまとめました。
330万円する高級パターブランドを使っていたこともすごいですし、調子が悪いとなったら別のクラブに変える勇気もすごいと思いました。
私だったら使うのさえ躊躇してしまいそうですし、変えることなんてできない気がします。
さすが女子プロゴルフ界で人気・実力ともにトップレベルの選手ですね。


コメント