女子プロゴルファー勝みなみ(かつみなみ)さんの父親や母親、兄弟姉妹に加え、祖父や祖母のお話をまとめました。
- 父親の名前や職業は?
- 母親の名前や年齢は?
- 兄弟姉妹はいる?
- 祖父や祖母はどんな人?
渋野日向子さん、畑岡奈紗さん、小祝さくらさんたちと同じ1998年度生まれの黄金世代として注目の女子プロゴルファー!
そのご活躍を支える家族について早速ご紹介していきましょう。
勝みなみの父親「勝秀樹」の仕事は教師
勝みなみさんの父親の名前は「勝秀樹」さんといい、2023年時点で年齢は53歳です。
娘が優勝した時などにインタビューへ応じて、顔出しもしていました。
仕事は鹿児島県で小学校の教師をしています。
現在は鹿児島市内にいるそうですが、2014~2019年の5年間は与論島(よろんじま)に単身赴任していました。
沖縄県のすぐ上にある奄美群島の島の一つで、車だと60分ほどで一周できる人口約5,000人ほどの小さな島です。
2014年といえば勝みなみさんが高校入学直後、アマチュアながらJLPGAツアーで史上最年少となる15歳293日で優勝を果たした年ですね。
2015年には日本女子オープンでローアマ獲得、日本ジュニアゴルフ選手権で優勝、日本アマチュアゴルフ選手権も優勝して、史上6人目となる「日本アマチュアタイトル三冠」の称号も手にしました。
2016年もプロと優勝争いするほどのご活躍を魅せ、2017年に一発合格でプロ転向!
2018年には所属契約を結んだ明治安田生命を始め、多数の大手企業とスポンサー契約を結んでプロ初優勝も達成しています。
娘が大活躍されていたこの期間、父親の勝秀樹さんは単身赴任で離島にいたため遠くから見守ることになりました。
元々、試合があればできるだけ足を運んで応援していたタイプなので、歯がゆかったでしょうね。
ただ、2019年にツアー三勝目を達成した際はタイミングが合い、応援している目の前で娘の優勝を見届けることができました。
離れている時間が長かった分、思い出深い一戦になったと思います。
ちなみに、元号が平成から令和に変わって初めての大会で優勝という記録付きでしたね。
勝みなみの母親「勝久美」の年齢は56歳
勝みなみさんの母親の名前は「勝久美」さんといい、年齢は56歳です。(2023年時点)
元々は小学校の教師を25年間ほど勤めていました。
ただ、プロゴルファーを本気で目指す娘をサポートするため、1年ほど悩んだ後に中途半端が一番よくないと決意して仕事を辞めています。
そのたった二週間後、2014年4月に勝みなみさんはアマチュアながらJLPGAツアーで史上最年少となる15歳293日で優勝に輝きました。
まるで母親の決意に対して、心配をかけさせないように結果を示したような感じですね。
その後もツアーへの送迎や食事、トレーニングのサポートなど二人三脚で歩んできました。
テレビで特集されたこともあって、勝みなみさんのご活躍は母親の支えがあったからこそだといえるでしょう。
順風満帆にキャリアを積んできたように見えてしまいますが、苦労もたくさんあったそうです。
特に資金面が大変で、勝みなみさんは2014年に史上最年少優勝した後、プロになる権利を持っていましたが行使せず、アマチュアとして活動を継続させました。
理由としては目標に掲げていた日本ジュニアや日本アマの優勝を目指したいし、高校生活を優先したいという思いがあったからとお話しています。
その結果、ゴルフはアマチュア選手だと賞金を貰えない仕組みになっているため、どんなにいい成績を残しても賞金はゼロ。
出費ばかりが増え、余裕は全然ありませんでした。
そのため、節約のために送迎やホテルの予約などのマネジメントは全て自分で行っていたそうです。
また、1試合5万円くらいするキャディ代を節約するため、ゴルフ未経験ながら娘のキャディを務めたこともあります。
それでも足りなくて、資金としていた退職金が底をついた時には父親から借金までしたというから壮絶ですね。
インタビューでも下記のようにお話されています。
経済的な負担についても「(娘が)試合に出るたびにドキドキしていました」という久美さんは、1大会30万円以上の出費をしながら、娘を69もの大会に出し、高校入学から2年間で使った費用が1000万円を超えたという。
「1週間で1ヶ月分の給料が吹っ飛ぶくらいの額を使っていってた」と振り返った久美さんは「途中で不安になり始めて、考えて夜も眠れなくなって、ちょっと涙が止まらなくなった」と苦笑い。
出典元:https://news.livedoor.com/
プロゴルファーになるためにはやはりお金がかかるんですね。
途中で挫けてもおかしくなさそうですが、愛する娘の夢のために頑張り続けたようです。
勝みなみさんも実際に泣いている母親の姿を見て、苦労をかけていることを理解していました。
そのため、人一倍努力を積み重ねてきたんだと思います。
なお、ある番組でアマチュアではなくプロ転向していた場合に獲得できた賞金を計算してみたところ、4,000万円程になったそうです。
それだけあれば資金面であまり苦労はしなかったかもしれません。
ただ、現在の栄光は当時の苦労を親子で乗り切ってきたからこそだと考えると、どちらが良かったかなんて分かりませんね。
勝みなみに兄弟姉妹はいない
勝みなみさんに兄弟姉妹はいないので、一人っ子です。
他の兄弟姉妹がいない分、ご両親も彼女のサポートに全力を尽くせたようですね。
その愛情を一身に受け、努力を怠らずに頑張り続けた結果が現在のご活躍に繋がっているんだと思います。
プロのアスリートの世界は厳しい競争になりますが、今後も親子仲良く立ち向かってほしいです。
勝みなみの祖父「市来龍作」は元社長
勝みなみさんの母方の祖父の名前は「市来龍作」さんといいます。
つまり、勝みなみさんの母親である勝久美さんの父親ですね。
2023年時点で年齢は83歳、孫娘の応援に試合会場へ駆けつけて、優勝時は記念写真で顔出ししているのでご存じの人も多いかもしれません。
そして、勝みなみさんがゴルフを始めたきっかけになった人物です。
メディアのインタビューに応えているので、特に印象的だったお話を2つご紹介しましょう。
「80歳までにプロで優勝をする姿を見られたらと思っていたのに6年も早いとは」と、勝の祖父、市来龍作さんは感慨深げだ。孫と一緒にやりたいとクラブを勝に与えたのが6歳。「クラブを放り投げるぐらい、思い切り振りなさいと教えたぐらい」で、現在のスイングは勝が祖父に相談しながら独自に研究、編み出したものだ。
出典元:https://www.nikkei.com/
「最初は孫とじいちゃんの遊びだったんだけど、こんなにうまくなるとは思わなかったです。でも半年で私と同じぐらいうまくなった」。2万5000円のジュニア用クラブセットを買い与え、2人で遊びながらゴルフを覚えた。「私はゴルフのプロじゃないし、なんにも知らない。ただ、可愛がるだけでした。難しいことは教えていない」と当時を懐かしんだ。
出典元:https://www.golfdigest.co.jp/
始めは孫と一緒にゴルフをやりたいという些細なきっかけで、難しい指導もしていないそうです。
ただ、才能あふれる孫娘にとってはそれくらいがちょうどよかったのかもしれません。
そんな祖父と相談しながら独自に編み出したスイングが、彼女の強さの一端を担っていることは間違いありません。
なお、資金面でも援助を行っていて、祖父や祖母がいなかったらゴルフは続けられなかったというお話も見つかりました。
そのため、元々何をやっていたのか調べたところ、鹿児島県でバス事業を営む「あづま交通」の元社長だったそうです。
教師として働いていた勝みなみさんのご両親よりも、確かに資金の余裕がありそうですね。
そして、愛する娘や孫娘のために快く引き受けてくれたんだと思います。
勝みなみの祖母「市来美江子」
勝みなみさんの母方の祖母の名前は「市来美江子」さんといいます。
つまり、市来龍作さんの奥さんですね。
勝みなみさんの両親は教師として共働きだったため、、代わりに小さい頃から面倒を見てもらっていました。
そのため、おばあちゃん子といえるほど懐いていたみたいです。
そして、ゴルフも一番応援してくれる優しい人だったようですね。
ただ、勝みなみさんがジュニアで活躍し始めた小学校5年の頃から寝たきりになってしまいました。
その後は長い闘病生活を経て、2022年春に旅立っています。
きっと今も遠くから愛する孫娘のことを見守ってくれていることでしょう。
勝みなみの両親や兄弟姉妹の家族構成まとめ
- 勝みなみの父親の名前は「勝秀樹」
- 仕事は鹿児島県の小学校教師
- 母親の名前は「勝久美」で年齢は56歳
- 娘のために仕事だった小学校教師を辞めてサポートに専念
- 兄弟姉妹はいないので一人っ子
- 祖父の名前は「市来龍作」
- バス事業会社の元社長で勝みなみがゴルフを始めるきっかけを作った人物
- 祖母の名前は「市来美江子」
- 勝みなみはおばあちゃん子というほど懐いていた
今回は勝みなみさんの父親や母親、兄弟姉妹に加え、祖父や祖母についてもご紹介しました。
父方の祖父や祖母は分かりませんでしたが、両親だけでなく色んな人に支えられてきたからこそ、現在のご活躍があるということが分かります。
その思いを力に変えながら、今後も頑張ってほしいですね。



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